平成16年から整備計画が進められた国指定・宮畑遺跡史跡公園「じょーもぴあ宮畑」が、
8月8日に全面開園いたしました。
宮畑遺跡は、今から約4,000年前に縄文時代の人々が生活した遺跡です。
「じょーもぴあ宮畑」には、縄文時代の建物が復元され、
発見されたままの土器や土偶が展示されています。
この度、新設された体験学習施設は縄文土器をイメージした木造屋根を特徴とする建築物で、
福島の新たな観光拠点として期待されます。
施設内には縄文時代の四季折々の暮らしを学べる展示室や、
勾玉(まがたま)や土器を製作できる体験工房などが備えられています。
さっそく私も勾玉作りに挑戦して参りました。
この勾玉の形には縄文時代の人々の思いが込められているそうです。
宮畑遺跡の案内ボランティアの方からは
「お腹にいる赤ちゃんの形を表していて、
命を大切にする思いが込められているのかもしれませんね。」
と説明いただきました。
勾玉作りを通して、縄文時代の人々に思いをはせる良いひと時となりました。
じょーもぴあ宮畑の全面開園を通して、改めて福島市にはたくさんの魅力があると感じました。
桃源郷で有名な花見山から奥の細道ゆかりの文知摺観音、
今回開園した宮畑遺跡、さらには飯坂温泉へ回遊できる拠点が整備され、
より多くの方々に福島の素晴らしさを知って頂きたいと願っています。
皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
Worksへ写真をアップしましたので、どうぞご覧ください。
所在地:福島市岡島宮畑 地内
TEL:024-573-0015(体験学習施設内)